症状について
仕事や学校、家庭、人間関係などで強い心の負担がかかったあとに、心や体の調子が大きく崩れ、日常生活に支障が出ている状態をストレス障害といいます。
一時的な落ち込みとは異なり、脳や神経が「危険な状態が続いている」と判断してしまうことで、つらい症状が続きます。これは本人の弱さや努力不足ではありません。医療や支援を受けることで、回復を目指せる状態です。
ストレス障害では、つらい出来事の記憶が突然よみがえる(フラッシュバック)、その内容を思い出す悪夢を見るといった症状がみられます。また、その出来事を連想させる場所や話題を避けてしまう「回避」も起こります。
さらに、常に緊張して音や人の気配に敏感になる過覚醒、怒りや不安が抑えられない、逆に感情が動かなくなるなどの変化が生じることもあります。これらは心が危険から身を守ろうとする反応で、自分の意思だけで止めるのは難しい症状です。