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摂食障害(摂食症群/食行動症)

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公開:2026年1月12日 更新:2026年3月27日

「食べることが怖い」「食事のあとに後悔や不安でいっぱいになる」
「食べたい気持ちと止められない行動に振り回されている」

こうした状態が続いている場合、摂食障害が関係している可能性があります。

摂食障害は体重や食事量だけの問題ではなく、こころの状態や対人関係、自己評価と深く結びついた疾患です。

本記事では、摂食障害の基本(症状・関連しやすい疾患・治療方法)について解説します。

摂食障害とは

摂食障害とは、食事や体重、体型への強いこだわりによって、心身の健康や生活に支障が生じる精神疾患の総称です。

代表的な摂食障害には、以下があります。

  • 神経性やせ症(拒食症)
  • 神経性過食症(過食症)
  • 過食性障害

摂食障害の本質は、「食べる/食べない」という行動そのものではなく、
不安・自己否定・コントロール感の問題が食行動として表れている状態にあります。

体重が標準範囲に見えても、

  • 食事への恐怖
  • 過食と罪悪感の繰り返し
  • 食事が生活の中心になっている

といった状態があれば、医療的な支援が必要な場合があります。

摂食障害の症状

摂食障害の症状は、食行動の変化・こころの症状・身体症状として現れます。

食行動の症状

  • 食事量を極端に制限する
  • 過食を繰り返してしまう
  • 食後に嘔吐や下剤使用を行う
  • 食事内容や時間に強いルールがある

こころの症状

  • 体重や体型への過度な不安
  • 食べたことへの強い罪悪感
  • 自己評価の低下
  • 気分の落ち込みや不安感

身体の症状

  • 体重の大きな変動
  • 月経不順、無月経
  • めまい、倦怠感、冷え
  • 胃腸の不調、歯や喉のトラブル

これらが数か月以上続いている場合や、
日常生活・仕事・学業に支障が出ている場合は、早めの受診が勧められます。

摂食障害に関連しやすい主な疾患

摂食障害は、他の精神疾患と併存しやすく、
背景にあるこころの問題が複雑化しているケースも少なくありません。

うつ病

  • 自己評価の低下
  • 無力感や抑うつ気分が強まる

うつ病(原因・症状・治療方法)

不安障害・強迫性障害

  • 不安を和らげるための食行動
  • 食事や体重への強迫的な考え

不安障害(原因・症状・治療方法)
強迫性障害(原因・症状・治療方法)

パーソナリティ特性の問題

  • 感情調整が難しい
  • 対人関係のストレスが食行動に影響

パーソナリティ障害(原因・症状・治療方法)

ストレス障害・適応障害

  • 環境変化や人間関係をきっかけに発症
  • ストレス対処として摂食行動が変化

ストレス障害(原因・症状・治療方法)
適応障害(原因・症状・治療方法)

これらを見極めるためには、症状だけでなく背景や経過を丁寧に確認することが重要です。

摂食障害の治療

摂食障害の治療は、食行動の安定と、こころの回復を同時に進めることが基本です。
短期的な体重変化だけでなく、長期的な安定を目指す視点が重要になります。

身体状態の評価と管理

  • 体重や栄養状態の確認
  • 身体合併症の評価

薬物療法

症状に応じて、

  • 気分の落ち込みを調整する薬
  • 不安や衝動性を和らげる薬

などを使用することがあります。
必要性を慎重に判断しながら進めます。

心理的サポート

  • 食行動の背景にある感情や考えの整理
  • 自己評価や対処パターンの見直し
  • 安心できる別の対処方法を身につける

生活・環境調整

  • 無理のない生活リズムづくり
  • ストレス要因への対応
  • 周囲の理解を得るための支援

治療は段階的に行い、再発を防ぎながら自分らしい生活を取り戻すことを目指します。

摂食障害の対面診療

摂食障害の診療では、食行動だけでなく、感情・生活・対人関係を含めた総合的な評価が必要です。

そのため、対面診療には大きなメリットがあります。

対面診療のメリット

  • 表情や体調、疲労感を直接確認できる
  • 食行動の背景を具体的な生活場面として整理できる
  • 身体状態を踏まえた安全な治療計画を立てやすい

特に、

  • 症状を誰にも相談できずにいる方
  • 長期間症状が続いている方

には、対面での丁寧な診察が有効です。

新宿西口エリアにある
みんなのメンタルクリニック新宿西口駅前院では、
摂食障害を含む心身の不調について、生活背景を踏まえた診療を行っています。

「この食事の悩みは相談してよいのか分からない」
「一人ではどうしてもやめられない行動がある」
と感じたときは、早めに専門医へご相談ください。